The Little Street （ヨハネス・フェルメールの小路）

今日，上野の東京都美術館を訪れ，フェルメール展を見てきたのですが，つい先ほど，たまたま気付いて「美の巨人たち」を途中から見ることに．
美術館で見た絵がその日の TV で放映されている！，っていう偶然は，そうあるものではないでしょう♪

番組表で，「懐かしきフェルメール“小路”現実か幻か風景画の謎」という説明を22時過ぎにたまたま見つけたのですが，番組では，「小路」を調べている人達によると，現実にあった景色をやや修正してより理想的な風景にしているらしい，という話を紹介していました．

一枚の絵の中に秘密や思想を隠すなんて，昔の画家は，単なる画家以上の才能があったのだと思いますが，科学的にも興味ある考察が色々とされているようです．

そんな，難しいことを理解しなくても，どことなく人を引きつける力がある絵，そういう絵を描ける人が，本当の画家なのではないでしょうか...


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脳活用法スペシャル，参考になりました♪

プロフェッショナル - 仕事の流儀，とうとう100回を数え，今日はそのスペシャル版でした．100回のうち，見られなかった回もありますが，数多くのプロに共通していることを整理して解説してくれる，ということで，とても興味深く拝見しました．

アイディアが出ない，やる気が出ない，プレッシャーに勝てない，モチベーションを維持出来ない，...そういう状況は，これまでに何度も経験し，ある程度自分で克服できたこともないわけではないけれど，多くの場合，克服出来たとは言えませんでした．

番組では，茂木さんが色々と解説してくれましたが，最も興味深かったのは「笑った顔を作る」ということ．笑うことが大事，ということは頭では理解していましたが，そういう顔を作ることが脳に刺激を与えると考えられている，ということは大きな発見でした．

小さな成功を積み重ねつつ，笑顔を作れる瞬間を少しでも長くできるよう，気長に努力してみようと思います...（笑）

落語家・柳家小三治 さん

今夜紹介された「プロフェッショナル」は，落語家の柳家小三治さんでした．
目の前で拝見したことはありませんが，これまでにも TV で何度も拝見した記憶は残っています．

落語は，若い世代の人で好きな人が以前よりずっと減っているような気がしますが，日本の大切な文化・芸の一つではないでしょうか．

番組では，最後にいつも「プロフェッショナルとは」という問いをして，登場した方なりの答えを紹介しています．柳家小三治さんは，これまで登場した方々の返事を思い返すようにしながら，周囲から「プロフェッショナル」と言われることに対して，次のように話されていました．

「...だけど，本人は，そんなこと思ってないと思います．そんなことより，今のことで夢中だと思います...」

自分を正直に出すことで真剣勝負しているこの方ならではの受け答えに，ただただ，感心してしまいました...

天国に逝ってしまった緒形拳さん

またまた残念なニュースです．

英会話スクールで時々上がるテーマの一つに，尊敬する人，があります．僕は，特に誰かのようになりたいと，という特定の人がいるわけでもなく，具体的な目標を持たない中途半端な人生を送ってきました．でも，そんな僕でも，居たではないか！，と思える一人が，緒形拳さんです，今更ながら．

役者としては勿論ですが，映画やドラマ以外で拝見する姿，最近では「素敵な宇宙船地球号のナレーション」のナレーションとして聞く声は，とても身近で，なおかつ高い存在だったんだなぁ，と気付きました．

普段はあまりドラマは見ないのですが，遺作となった「風のガーデン」は是非拝見させて頂きたいと思っています...