Archive for November 2009

26 November

仕事の合間に:多治見編

昨日,とある打ち合わせに参加するべく,多治見へお邪魔してきました.
朝うちを出る時は小雨が降っていましたが,西へ向うにつれて天気は回復し,名古屋に到着した時にはすっかりいいお天気に.

お昼前に多治見に到着したのですが,前回来た時には工事中だった駅ビルが奇麗になっていました!
一度,バスターミナルのある南側の地上に出たものの,北側がどんな様子か確かめようと思って再び階段を上がったところ,観光案内を発見♪
駅周辺の地図を貰い,歩いて10分程のところに,オリベストリートなる通りがあるのを知りました.
貰った案内は,このlink先の絵図と全く同じですが,昭和の始め頃までは,この地方の陶磁器問屋街だったそうです.

またまた偶然にも,Trad Japan の9月号で,織部焼を紹介していたこともあり,若干なりとも記憶に残っているので,何かの縁,とばかり,オリベストリートに向います.
途中の橋の上からは,遠くのカラフルな景色も.

多治見の橋から


オリベストリートに着くと,すぐに焼き物を陳列しているお店を発見.

焼き物が並んでいるお店
透明なガラスに,背中の側の景色が反射しています.


すぐに奥まで歩ける程度の短い通りですが,新しいモダンな建物,比較的古い建物,そして古そーな建物と,色々な時代を感じさせる建物が入り交じった通りで,時間があればあちこち寄り道してみたくなります.

残念ながら,バスの時間が決まっていることもあり,すぐに駅まで戻らないといけないので,食事が出来る場所を探すことに,
地図を頼りに脇道へ入り,ヴァンファ(喫茶・食事処)というお店に入ってみることにしました.

客層は,若い女性が多そうですが,市役所が近いせいか,サラリーマンの方の姿も.
3種類のランチメニューの中から,カレーを頼んでみたところ,スープに近いホワイトカレーが出てきました.
小さなトマト,タマネギ,牛肉,カボチャ,そしておひたしで出てきそうな野菜が主な具で,ルーは,普通の赤いカレーと全く違い,スープに近い感じ.
白米に麦を混ぜてあり,マッチングはバッチリ♪
前菜のサラダ(レタス),デザートに一口サイズのアイスがついています.

とても美味しかったのですが,今回は時間に余裕がない関係で,食事を済ませて駅に戻る事に.
あと1時間早く着いていたら,歩いて30分くらい,という永保寺まで行くこともできたようですし,他にも足を延ばしてみたいところが色々...

英語を通じて知った織部焼も興味がありますし,多治見の街に対する興味も沸いてきたので,次回,またお邪魔する機会が出来たときには,もっと早く現地について,ぶらぶらしてきたいと思います.


14:50:34 | dk | No comments |

15 November

仕事の合間に:韓国編(その10)

カンファレンスの会場は,やや山間の場所にありました.
リゾート,とは聞いていたものの,事前にどういう場所かも確認しないでお邪魔したのですが,スキーのゲレンデが目の前らしく,到着した日の夜は,人工雪を降らせていました.
「寒いわけだぁ...」と思いつつも,こういう場所でのカンファレンスは,日本では経験がないので,少しワクワクします.

翌朝,ロビーで待ち合わせて breakfast をとることになっていたのですが,少し早めに降りてきました.

ゲレンデが目の前


ゲレンデまで行って雪の感触を味わうほどの時間はなさそうでしたが,仕事に来た,というのを一瞬忘れさせてくれる景色です.

太陽の方角は,山の上から朝日が差込んで来たところ.

朝日


地下二階まで降りると,外に出られることが分かり,少し散歩することに.

お散歩


道の上が一部光って見えますが,水たまりが凍っていました♪
翌日は気温も上昇し,寒さも和らいで穏やかなお天気に.
昼食をとるスキーハウスも広々しています(ゲレンデは,すぐ右手になります).

スキーハウス


カンファレンスの最中は,ひとまず仕事モード.
二日目,カンファレンスの最後の講演を聞く前に会場を後にし,車でバスターミナルまで運んでくれました.

金浦空港までバスに乗り,途中,混んでいるところもあったものの,S氏の読み通り,フライトの約1時間前に無事到着.
国際線は,出発の2時間前にチェックイン,が普通ですが,カウンターは混んでいなかったので,1時間前でも問題ありませんでした.

出発時,羽田空港で1万円+αを換金し,13万ウォンを手にして韓国に入国したのですが,初日にちょっぴり買い物しただけだったので,金浦空港で再び換金して, 7,000円が戻ってきました.
何から何までお世話になりっぱなしでしたが,次回はもう少し余裕を持って,移動くらいはお世話にならなくてもいいようにしたいなぁ,と思います.

今回は,仕事の面でも色々と収穫があったのですが,韓国の方のホスピタリティーに触れるいい機会にもなり,仕事以外の収穫も沢山ありました♪
帰りの飛行機の中で,「トランスポーター3」の後半も無事見終え,後は,今回の経験を今後に生かすのみ,でしょう...


11:47:37 | dk | No comments |

14 November

仕事の合間に:韓国編(その9)

午後は,エンジニアとディスカッションをする時間もあったものの,明日からの conference の準備で忙しいこともあり,暇な時間は,頭の中で自分のプレゼンの練習をしていました.
海外でプレゼンをするのは初めてということもあり,どのスライドで何を喋るのかを再度確認しつつ,英語を思い浮かべて見るものの,なかなか言葉が出て来ません(汗).

夕方,明日からのカンファレンス会場に一足早く到着すべく,車で移動を開始.
陽もすっかり落ちて暗くなった時間に,舗装されていない脇道を入ったと思うと,立派なお店が見えてきます.
靴を脱いでフローリング+座布団,という日本でもありそうな雰囲気の焼き肉屋さんでしょうか.
皆さん,何故かすぐに席に着かないようだったので,サクッとひとコマ.

焼き肉屋さん


キムチは勿論,海苔や野菜を主体とした side dishes がところ狭しと並んでいています♪
ちなみに,ラベルが貼られているビンのような入れ物の中身は,お水.
韓国は,何処に行っても side dishes が4つ5つは当たり前みたいですね.

写真では,メインの網とその上に載る肉は見えていませんが,テーブルの中央に開いた部分に網を載せ,直前にお店の人がハサミで食べ易いサイズに切った肉が準備されました.
高級,と思せる点の一つは,肉の皿が新しくなるタイミングで網も交換する点でしょうか.

お酒も2種類用意され,ビールは,瓶のラベルですぐに分かるのですが,もう一つの方は,やや遠くから見たときには(読めなくて)何だか分かりませんでした.
飲めないドライバーを前に酔っ払うわけには行かないのですが,味見はしてみたいので,どちらも少しずつ頂くことに.
外見が日本酒のように見えたものは,私も時々飲んでいる焼酎(眞露)だと判明!

日本のドラッグストアで安く売っている眞露と,よく似た味なのですが,ここで飲んだ眞露は,口当たりが軽くてややまろやかな感じがします.
日本へは,辛口のものが輸出されているのかもしれません.

私の他に,native ではない人として,ドイツから来た人が一人いたのですが,聞いてみると,出身はエジプトなんだとか.
箸の文化には慣れていないようで,日本よりも少し細めの箸が多く利用されている韓国では,諦めてフォークを頼むことが多いようでした.

地元の人が韓国語で会話していると,英語と同じ発音の単語以外は全然理解できないものの,仕事と離れたところで,お互い broken の英語で会話をするのは,なかなか楽しいものです.
年齢性別に関係なく,人々が open-minded に話している様子は,関西のイメージに近い気もしますね.
会話って,自分の振舞い方一つなんだなぁ,と改めて思ったりします...


14:34:10 | dk | No comments |

仕事の合間に:韓国編(その8)

ホスピタリティー,という言葉,日本にいると普段は思い出さないことが多いのですが,海外に行って親切な対応を受けると,しばしば思い出します.
昨夜も,至れり尽くせり,といった感じでしたが,宿泊したホテルの部屋もかなり豪華な部屋!
偉くもなんともない自分が,こんな待遇を受けていいの(?)と思うくらいでした...

さて,翌朝起きて朝食の前に,近くを散歩.
車はまだ少なく,道路が余計に広く見えます.

朝のお散歩


色付いた木々の葉は,日本で見るのとそれほど違わないような気もしますが,背景が少し異なるので,やはり新鮮です.

S氏から電話があり,少し遅れるとのこと.
土曜日に日本から帰国し,日曜日に僕を出迎えに来てくれたとなると,お疲れだったに違いありません.

朝の高速道路は,日本の都市圏と少し雰囲気は似ていますが,一つだけ大きな違いがあります.
韓国では,一番センターに近い車線がバス専用になっている区間があり,どんなに混雑していても,公共機関のバスは優遇されています.
是非日本にも取り入れるべきではないか!,と思います.

なお,バス専用,といっても,6人以上乗っている車も,同様にその車線を走ることが許されているそうです.
時々,少ない人数で走っている車もあるようですが,通報されれば捕まる場合もあるそうな.

暫く走って S氏の会社に到着.
色々な会社が沢山入っているビルの一画にあるオフィスは,これまた日本よりも広々していて,机がパーティションで区切られているのは,アメリカとよく似ています.

煙草を吸う人は,下に降りる代わりに,もっぱら屋上に上がるようなのですが,案内されてみると,とても広々としていて,しかも,周囲の半分近くが山々に囲まれています.
仕事を忘れて,ハイキングに出掛けたい気分になります.

午前中,韓国で同じソフトのサポートをしているエンジニアから,幾つか質問を受け,ディスカッションをしていたのですが,お昼になった頃,飯にしよう!,ということで,下の階にある共同の食堂に行く事に.

S氏を含め数人で出掛けた先は,それほど広くはないのですが,テーブル席と靴を脱いで上がる板の間の二つの分かれていて,夜には飲み屋さんにでもなりそうな雰囲気の場所でした.
選択の余地は少ないようでしたが,side dishes の多いここ韓国,メインディッシュがなくても日本人にとっては結構お腹が一杯になりそうな量があります.
S氏が選んでくれた私のお昼のメニューは,日本で言うところの焼き飯に近いメニューでしたが,白菜や幾つかの野菜を切り刻んだものが入っているようで,少しねっとりした感じのものでした.

社員食堂


値段は,某みなとみらいのカフェの半額以下のようですが,色の割には辛くなくて,すごく美味しかったです♪
でも,キムチはやっぱり辛い...!


10:26:00 | dk | No comments |

12 November

仕事の合間に:韓国編(その7)

韓国では,移動手段は車が一般的.
S氏のバンに乗り,渋滞の中を進んだり止まったりしながらソウルの南側へと向っていましたが,やがて,高速道路に入って比較的スムーズに進むようになりました.

韓国の道路は,概して日本よりも広く,混雑の程度は日本の都市圏よりもマシでしょう.
車のナビは韓国でも普及しているそうですが,性能はいまいちらしく,道案内がなかなか出ないこともあるとか.
S氏の操作を見ていて気付いたことの一つは,韓国語の多くは,比較的少ない(日本語で言うところの)部首やつくりで構成されている点です.
アルファベットよりも若干少ない(?)程度の部首やつくりが表示されたキーボードをナビ上に表示させ,プッシュしてゆくと,目的地を簡単に入力できるようで,日本語と比べるとはるかに覚える数が少なくて済みそうです♪

「夕ご飯は,ポーク,ビーフ,しゃぶしゃぶのどれがいい?」と聞かれて,即答できないでいると,色々と補足してくれます.
しゃぶしゃぶ,は,韓国でも日本語と同じ発音なんですね.

嫌いなものは特にありませんが,折角なので,一人では食べることがないしゃぶしゃぶをリクエストしました.
すると,早速S氏が携帯を取り出し,帰りがいつ頃になりそうか,ということと一緒にしゃぶしゃぶに決定したことを,奥さんに伝えているようでした.

S氏が住む住宅街,というか,マンション街は,"サムソンシティ",と言えるほど,サムソン(半導体関連)とその関連施設が(従業員が住むアパート,というか,日本でいうマンションも含めて)連立している街のすぐ傍で,途中,サムソンの大きな建物が複数並んでいるところを抜けてゆきました.
道理で,仕事上もサムソンはお得意さんなわけだぁ,と納得.

立派なアパートの前に到着し,お子さん二人(高校生と中学生)と奥さんの3人を乗せて,レストランへと向います.
案内されたビルの入り口には,日本でみるような派手な看板はありませんが,エレベータで上がった先には,とても広いスペースのレストランがありました.
日本よりも広々していますが,それでも軽く100人以上収容できるでしょう.

ビュッフェ形式になっていて,好きなものを好きなだけ取ってきて,鍋にいれることができます.
ビュッフェ自体は慣れているつもりですが,日本と習慣が違うのかも,と思って,ひとまずお任せ状態.
基本は,野菜をどっさり放り込み,肉は,一人一人でつまむも良し,まとめて入れて取り上げるも良し,という感じですが,「ルールは特にない!」との事.

しゃぶしゃぶの風景


それにしても,皆さん食欲旺盛ですねー♪
タレは,日本でもよく見るごまベースの他,わさびベース,そして赤く唐辛子ベースが並び,全て試しました.
食文化は似ているものの,味付けは,意外と甘いものも多く,日本に帰るゴロには少なからず太ってそう...と思いながらも,皆さんに負けない(?)程度にご馳走になりました♪


07:52:44 | dk | No comments |