Archive for October 2009

18 October

仕事の合間に:富山編(その4)

諏訪町通りの坂道をゆっくり下って行き,時々振り返ると,折り紙の表裏を見るように,下る時とは違った景色が現れます.

諏訪町通りの坂道


所々に案内が出ていますが,今回は時間がなくて,通りを歩くのが精一杯.
次回があれば,城ヶ山公園や八尾曳山展示館にも行けるかなぁ...?

諏訪町通りの案内板


お客さんのところへ行く前に,何処かで食事を済ませないと...と思っていたら,食事を済ませて出てきた観光客とおぼしき二人が目の前に現れ,何屋さん?と思ってみると,蕎麦屋さん.
この先すぐに見つかる保障もないので,入ることに.

幸い空いていたので,待ち時間も短そう.
いい天気に恵まれて少し暑かったこともあり,冷たいとろろ蕎麦を注文♪

とろろ蕎麦


たっぷり乗っかったとろろは美味しかったのですが,のんびり味わっている余裕がなく,急いで食べ終えた後,この先歩く道をお店のご主人に聞く事に.
適当な地図がなかったものの,ご主人が持っていた「八尾ごっつぉ(弁当)開発委員会」の「やつおの弁当ちゃ うんまいぞ〜」というパンフレットのようなものを持って来て,その裏に示された「ぶらり越中やつお まちめぐり絵図」を使って説明してくれました.

ある程度予想はできていたのですが,駅に戻ってタクシーを拾わなくても,八尾大橋を渡って行く道が近いことを教えて頂きました.
まだ少し余裕があることも分かり,お茶をお替わり♪

お店を出たところで,坂を下から眺めるような感じに.

蕎麦屋さんを出たところ


その後は,道を間違えないように注意しながらお客さんのところへ.
一通り説明を終え,帰り支度をしながらコンタクトしていた人と話していると,地元では多くの人が車を使うので,歩く人が少ないのだとか.
なるほど,僕のようにとぼとぼ歩いている人がいないわけです.

おわらの時には,大勢の人で大混雑するそうですが,一度見てみたいものです...


21:30:21 | dk | No comments |

17 October

仕事の合間に:富山編(その3)

日本の道100選の一つ,諏訪町通りは,緩やかな傾斜がついた素朴な通りでした.
しかし,なんとも落ち着きのある,一昔前の日本を感じさせる通りでしょうか...

諏訪町通り


石畳と並んだ家並みが,うまーくマッチしていて,他の街で見たことのある石畳の通りとは,ひと味違った落ち着きを醸し出しています.

諏訪町通りの家


全ての家が,上の写真のようになっているわけではありませんが,眺めていると,木造建築が「日本の伝統」を感じさせてくれます.
通りを少し下って振り返ると,こんな感じに...

諏訪町通りを途中から上の方に眺めてみる


観光シーズンではないので,人通りはまばら.
静かです.

「ご自由にご覧下さい」の文字が見えて,入ってみると,工芸品が並んでいました.

お土産屋さん


何か音がした?,と思ったら,センサーが家主さんに知らせたらしく,奥の方から暇そうなおじいさんが出てきて,奥の方に座りました.
簡単に挨拶だけして,並んでいる品々を暫し眺めていたのですが,傍にある値札の数字は予想よりも高く,たじたじと退散することに.
でも,奇麗な工芸品の小物は,特に女性の目を惹きそうです♪

そろそろお昼にしないと...と思いつつ,この通りに食事出来る店はあるのかしら?と思って更に道を下って行きます...


17:03:19 | dk | No comments |

16 October

仕事の合間に:富山編(その2)

地図とにらめっこしながら,川沿いの道を折れ,坂道に入ります.
少し登って左を向くと,こんな景色が...

八尾の石垣


古代の石垣とは違うものの,急斜面に並んだ石の数々.
なかなかよそでは見ない景色です.

さて,向うは反対方向.

石垣と灯籠?


木漏れ日の下を歩くのは大好きですね.
夜は,どんな景色になるのか分かりませんが,灯籠のようなものが所々に建てられているようです.
灯りがともった夜の散歩は,また格別なのでしょうか...

時々道を折れながら,更に進んで行くと,冊子の案内通り,石畳の道が.
陽射しが結構きつく,日向と日陰のコントラストと昔風の町並みが,とてもうまくマッチしているように思えます.

石畳の道路


そして,そろそろメインの諏訪町通りに出るはず...と思って交差するところで始めに右を向くと,すぐ傍に「おわら早乙女姿の里」の文字が.

おわら早乙女姿の里


なんだか,インターネットとは無縁の,一昔前の日本に戻ったような気がします.

その先に行ってみたかったのですが,そろそろ帰り道(と言っても,これから仕事!)が気になってきたので,その先へ行くのを諦めて暫し眺めていました.
そして,振り返ると...!


19:47:53 | dk | No comments |

15 October

仕事の合間に:富山編(その1)

昨日,仕事で富山を訪れました.
一昨年の6月に,別の会議で訪れたことがあるのですが,あれから2年以上が経過していることに,ちょっと驚いています.

さて,片道6時間以上掛けての日帰り出張.
2時間の打ち合わせのためだけに丸一日を費やすのは勿体ない!,とばかり,朝早い時間の電車に乗って,少しでも観光しようと,仕事以上に気合いが入ります.

上野駅 6:38 発の「たにがわ」に乗るため,朝うちを4時半に出ました.
「うっかり」指定をとったのですが,自由席もかなり空いていたようで,僕の乗った車両には,他に乗客が見当たりません(笑).

越後湯沢で電車を乗り継ぎ,今度は「はくたか」に乗車.
今度もガラガラ?,と思いきや,「すいません」と声をかけられ,隣の席に荷物を置いていたのに気付く始末.
出発時刻にはほとんどの席が埋まっていたようです.

10時15分,富山到着!
お客さんの最寄り駅(越中八尾)までは,30分弱,ローカル線を更に乗り継ぐ必要があるのですが,一旦途中下車し,駅前の観光案内で簡単な冊子を貰って,城址公園まで歩いて往復することにしました.

2年前に来た時は,会議の後に飲み会が予定されていたので,一泊した後に,高岡・雨晴をぶらぶらして戻ってきたのですが,その時にもこの公園に寄ったらしい記憶が,徐々に蘇ってきました.
つまり,この辺りにも立ち寄ったことを忘れてたんですね.

あちこち工事中の城址公園をグルッと廻り,機関車は見たかなぁ〜...などと記憶と相談するものの,分かりませんでした.
「ID過熱テンダ機関車」なるものが展示されていて,ついつい引き寄せされることに.

ID過熱テンダ機関車


駅にゆっくり戻りつつ,お昼をどうしようか迷いながら,貰った冊子をぱらぱら眺めていると,八尾の文字が目に飛び込んできました.
全然知らなかったのですが,お散歩コースの例が示されていて,その中には,「石垣の町並み」や「日本の道100選:諏訪町通り」なる記述が!

始めから八尾に向っていれば...と少し後悔しつつも,富山で途中下車して冊子を貰わなければ,今回も気付かなかったかも知れません.
行き当たりばったりの行動パターンは,こうして時々後悔に結びつくのですが,偶然に感謝することもあるので,なかなか直せません.

再び電車に乗り,越中八尾に到着するまでの間,冊子に載っている地図と,お客さんのところへ行く為にプリントアウトしてきた地図を見比べながら,タクシーを使わずに歩いて廻れるか,考えていました.
結論としては,「何とかなるっしょ!」ということで,モデルコースを基準に歩き始めることに.

人通りがない駅前の道路をとぼとぼと歩いて行くと,予定通り川に出くわしましました.
冊子の地図は,ここよりも先の付近からしか出てないのですが,何処まで歩いても平気かを気にしつつ,先を目指します.
それにしても,井田川は結構整備(?)されているのか,橋からの眺めも結構新鮮でした.

河の様子


この先で出会うはずの石垣の町並みが,今から楽しみです.
橋を渡って川沿いを歩いて行くと,元気なコスモスが出迎えてくれました.

井田川の傍のコスモス1

井田川の傍のコスモス2


仕事を忘れたわけではないのですが,朝早く起きて来た甲斐があったかも...と,足が独りでに早く動くような気がします...


20:50:55 | dk | No comments |

01 October

太陽系ウォークのミタカ

午前中にとある会社を訪問し,打ち合わせをしてきたのですが,場所は三鷹.
新宿で中央線の電車に乗った際,下りということもあってか,すぐに座れてしまい,本を読んでいるうちに気がついたら随分乗り過ごしてしまいました!

余裕をもって出て来たので,三鷹駅まで戻り,さらに駅からバスも使わず30分ほど歩いて行っても間に合ったのですが,通りに「みたか太陽系ウォーク」なるのぼり旗のようなものを発見.
9月に,みたか太陽系ウォークというイベントがあったのですね.

世界天文年,という言葉は知っていましたが,一般の人にはあまり浸透しないと勝手に思っていました.
しかし,街を上げてイベントに取り組んでいるところもあったんですね.

子供の頃,「天文」というと地味〜な趣味として受け止められることが多く,どちらかというと周囲の反応が気になっていました.
流星群や彗星,オーロラや日食など,TVやインターネットで広く紹介されるようになった今では,特別視されることもなくなったようですが,どうらや自分が一番気付いていなかったみたいです.

太陽が地球の周りを廻っている,と思っている子供は,日本にもいると聞いたことがありますが,太陽系ウォークに参加した子供達は,皆さん正しい知識を身につけていることでしょう...♪


20:13:12 | dk | No comments |