うららか茶　と　ゆず緑茶

一昨日，神楽坂でとある飲み会に顔を出してきたのですが，お店に入る前に，久しぶりに訪れた神楽坂や飯田橋駅（RAMLA）をぶらぶらしてきました．

僕が学生だった頃の景色は，もっと地味な色の建物が多かったような記憶がありますが，この１０年位で，どんどんと建物が改築され，目に入る色がかなり変わっています．
老舗がどれくらい残っているか，坂を上がりながら右を向いたり左を向いたりしていたのですが，あんみつ屋さんや傘屋さんは，以前のままです．

喫茶店「美学」は，まだ残っていましたが，何故か「準備中」でした．

坂を登り切った付近に，古くから「楽山」というお茶屋さんがあるのですが， RAMLA の店舗も含め，どちらも健在でした．
値段は少し高いものの，ここで売っているお茶は，値段相応の美味しさを楽しめます（と言っても，べらぼうに高いお茶は買ったことがありませんけど）．

いつも買うわけではないのですが，お土産用に「チャンピオン」という名のお茶を買い，自分用に，お店でごちそうになった「うららか茶」と，ちょっと興味を引いた「ゆず緑茶」を買ってきました．



ゆず緑茶は，どんな味がするのか，開ける前から楽しみです...♪

懐かしのトレド

スペインの城下町・トレド，にも行きましたが，今日知ったニュースのトレドは，神楽坂の老舗の一つ．

37年つぎ足しカレー...

学生の頃，僕も何度かお世話になりました♪
常連客，というわけではなかったものの，時折，こじんまりした雰囲気でご飯を楽しみたいときなんかに，思い出すのがこのお店．
僕が行くと，時々閉まっていた記憶があり，タイミングが良くなかったのかも知れませんが，神楽坂らしい，お店として記憶の片隅に今でも残っています．

最近は，神楽坂に行く機会も年に一度あるかないか，程度ですが，知らないお店の方がはるかに多く，昔からあった，ホッとするようなお店はごく僅か．
やはり，ちょっと寂しいですね...

古い友人との飲み会

昨日は，５年前に亡くなった友人のお墓参りに行き，その後，電車を乗り継いで神楽坂に戻ってきて，とあるお店で５人で飲んでました．

飲み会は，最初は男３人で始めて，普通〜に飲んでましたが，１人２人と途中から女の子が加わると，２人の掛け合いが可笑しくて時々口を挟むのが精一杯，って感じ．
昔話に咲く花は，少し早いお花見のようにも...

それにしても，時が経って人生も後半（？）に入ると，皆さんいいおじさんとおばさんになり，昔話自体，なんだか共通の鍋を料理しながら食しているようで，"年輪の外"から解説しているような気がするのは，歳をとった証拠でしょうか．
大人になった，という言葉は，僕には当てはまらない気がしますが，家族持ちは，少なからず大人になってるし，皆さん，立派に生きているようで，元気付けられました．

飲んだ日の翌日は，意外と朝普通に起きられたりすることもありますが，今朝もそんな感じ．
晴れた空と鳥の声が心地よいですね．
今日から，また出直そうと思います...

マーガレットの神楽坂日記

最近読んだ一冊をご紹介します．
この「マーガレットの神楽坂日記」は，出版されたのが1995年に初版が発行されています．そう，私が手にしたのも初版です，きっと，買う人は少ないのだと思いますが，とあるきっかけで internet で見つけ，わざわざ本屋で注文し，入手して最近読みました．

正直言って，とっても面白かったです．日本が大好きなオーストラリアの方が見た日本，それも，東京のど真ん中にある神楽坂を，普通の日本人とは違った視点から教えてくれます．僕は，というと，神楽坂の近くにある大学に入学しました．それは，1982年の事で，丁度マーガレットさんが毎日新聞社にスタッフライターとして就職したのと同じ年のようです．これも，何かの縁でしょう．

今の神楽坂は，古いけど雰囲気を残しているお店が随分減ってしまい，段々と時代の波に流されてきたようです．それでも，周囲と比べれば，まだ残っている方でしょう．とっても狭い脇道は，学生の頃，近道をするのにしばしば利用しましたが，そんな町並みが今でも残っています．

マーガレットさんは，神楽坂以外にも色々と伝統的な日本の良さを求めて色々な所を旅しているようで，読んでいて，僕も行ってみたい！と思う所が次から次へと出てきます．海外旅行を10回位経験してからというもの，段々と日本の良さに気付き始め，今では，海外よりも国内を楽しむ機会の方が圧倒的に多くなってきました．
今後も，時々海外，沢山日本，を楽しみたいと思っています...