出張の合間に：またまた多治見 - その2

永保寺には，虎渓山という名からも想像できるように，虎を描いた絵が飾られています．
これがまた，結構大きくて迫力があります．

また，枯山水の庭があることも分かりました．



あちこち歩き回って，すこし見晴らしの良さそうのところに向ってみると，傍を流れる渓流が．



お寺や神社，これまでにも訪れる先々で沢山見て回りましたが，ここのように渓流が傍にあるお寺は，それほど多くないのではないでしょうか．

今回，お天気にも恵まれ，風もほとんどなかった御陰で，池に映る眺めも，本当に見事でした...




一通り歩き回り，再びオリベストリートへ向って「たじみ創造館」の中を見て回りました．
中の展示は，時々入れ替わっているらしく，「先月来たときには見なかった...」と，準備中の方と話をしている常連さんとおぼしき人もいらっしゃいました．
僕のような素人と違い，目の肥えた方が多そうです．

11時半を回ったところで，近くの「万年青」というギャラリー・喫茶を訪れて，これまで食べたどのキャベツよりも固めの（煮た時間が短い？）ロールキャベツをご馳走になりました．
とてもさっぱりした味つけで，関東の濃い目の味付けとは違った，どちらかというと関西の味付けに近い感じです．
ここは，肉を使わない料理を出しているようで，ランチはその日の「御薦め」一つだけで選択の余地はなさそうでしたが，地元の人とおぼしき常連さんも多いらしく，12時頃には席がほとんど埋まってしまう混雑ぶり．
普段とは違った，ちょっと贅沢な時間を過ごした気になって，お店を後にしました．


翌金曜日，参加したセミナーから帰る途中に主催者の方から聞くまで知らなかったのですが，多治見は以前，首都機能移転先の候補地の一つに選ばれてたんですね．
なるほど，悪くないかも，という気が少しした一方で，選ばれなくて良かったかも，という気もします．
地元の方には申し訳ない気もしますが，選ばれなかった御陰で静かな町並みが維持出来ているのであれば，訪れる人にとってはむしろ良かったのかも，という気がします...