和解金と，それ以上の何かを勝ち取った "エリン・ブロコビッチ"

暫く前に録画しておいてみた映画「エリン・ブロコビッチ」を少し前に見ました．
実話を元に作成された映画だそうですが，とてもいい映画でした．

先日の「素敵な宇宙船地球号」では，汚れた河を奇麗にする運動を展開していて，今では国内だけでなく，海外でも紹介されるようになってきたようです．
水を奇麗にする運動は，住んでいる人々の意識の改革がとても重要なことを教えてくれます．
そして，番組を見ていて「エリン・ブロコビッチ」が再び思い出されてきました．

エリン・プロコビッチさんは，元ミスコン．演じているのは，ジュリア・ロバーツさんで，セクシーな上に格好良い！
エリンは弁護士の資格は勿論持ってませんが，ひょんな事から弁護士事務所で働くことになり，とあることを疑問に思って調べているうちに，大手企業であるPG&E近隣（田舎町のヒンクリー）の住民が六価クロムの影響で健康を害していることを知ります．
そして，自分の足で大勢の人から話を聞いてまわり，原告の人達と一緒に公害訴訟を起こそうと頑張り続け．元PG&E社員から重要書類を入手した御陰もあって，最終的に，3億3千3百万ドルというアメリカ史上最高額の和解金を勝ち取ります．
離婚し，子育てをしないといけない立場にありながら仕事にのめり込んでいったエリンさんは，少なからずプライベードを犠牲にせざるを得なかったらしく，原告の人を納得させるだけの和解金を勝ち取るまでの過程は，決して短い道のりではなかったでしょう...

やっぱり，信念が人を動かすんだなぁ〜，と，思います．
不景気の所為にしてないで，そういう立派な人を見習わないと...!?