Archive for 03 October 2009

03 October

杉山愛さんの有終

ネット上でニュースを見ていると,ダブルスで準優勝した杉山愛さんについて,

「有終」飾れず

という表現が目につきますが,そうかな〜? と思ってしまいます.

試合が終わった後の清々しい笑顔は,「全部出し切った」という証拠で,結果はともかく,最後までやり通した姿は,むしろ晴れ晴れしいくらいに見えました.
立派な「有終の美」だと思わないとしたら,とても残念ですね.

伊達公子さんもすごい方ですが,杉山愛さんにも,まだまだテニス界で活躍して欲しいものです.


22:55:26 | dk | No comments |

水質基準:水道水 vs ボトルウォーター

先日,とある研究会で水ビジネスの話を聞いた際,水道水とボトルウォーターの水質基準の話もあり,自分でも調べてみたいなぁ,と思っていました.
忘れかけていたのですが,思い出して関連する web を探してみることに.

まず,水道水については,厚生労働省のサイトの中に,水道水質基準について が見つかります.
50項目とその基準値を見ることができます.

内容は同じようですが,水道法に基づく水質基準と比較できるように,食品衛生法で定めるボトルウォーターの原水に対する水質基準が,日本ボトルウォーター協会に見つかりました.
ボトルウォーターに対しては,基準項目数が18と少ないことが分かります.

同じ項目があるもので比較してみると,例えば,

 水道水        :0.01mg/L以下
 ボトルウォーターの原水:0.05mg/L以下
ヒ素
 水道水        :0.01mg/L以下
 ボトルウォーターの原水:0.05mg/L以下
のように,ボトルウォーターの原水に対する基準の方が「甘い」ことが分かります,水道水が「辛い」とは言いませんが.

見てみた内容は,基本的に,研究会でとある方が仰っていた通りのようです.
なお,選ばれている項目には,鉄や亜鉛のように,ある程度は人が必要な元素もありますので,多過ぎなければ摂取できて良さそうなものも,わずかに含まれているようです.

今では,ペットボトルの水は当たり前のように売られていますが,値段がついていることに対する安心感から,その品質については気にしてませんでした.
しかし,実際に調べてみると,先入観だけで判断するのは考えもの?,と改めて思ったりします.

水道水の方が基準が厳しいとは言え,家庭に分配されるまでには,古い水道管の中を運ばれてきますから,その間に錆びを含んだり,或は雑菌を含む可能性もないとは言えないので,実際に口する時の品質についてあれこれ言うのは難しいでしょう.
あまり気にしなければ,どちらもOK,でしょうが,水道水を気にする人は,蛇口にフィルターを取り付けたり,もっと大掛かりな設備を取り付ける人もいるわけで,その辺りは個人の考え方に委ねられるのでしょう.

個人的には,都会の水道水は美味しくないし塩素も少し気になるので,一度沸かしてペットボトルに取り置きしたものを飲み水にしたり,炊飯器で利用したりすることは多いです.
ただし,大掛かりな設備を取り付けるほどの余裕はありません.


子供の頃,キャンプ地の河の水を飲む時に,お腹を下さないように正露丸と一緒に飲んでいた事があるのですが,その話を人に話すとしばしば笑われます.
でも,少なくともあの当時,自然の環境が守られている河の水は,美味しかったですね...


17:25:00 | dk | 2 comments |

収穫の秋:Harvest Moon

丁度季節の変わり目.
お天気が愚図ついていて,お月見の出来ない日が暫く続いてますが,今見ると,腕時計の Moon Graph は,奇麗な満月を表示しています.

さて,今日の SpaceWeather.com では,収穫の秋ならぬ収穫の月(Harvest Moon)の一こまが紹介されています.
秋分に近い満月をそう呼ぶそうで,水面に映った姿と double moon になった様子は,昼間と間違えそうな不思議な光景になっています.

Harvest と聞くと,いつも思い出すのが,昔みた古い映画:Random Harvest.
日本語のタイトルでは,「心の旅路」と意訳されていますが,なかなか的を得た訳だなぁ,と映画を見た後で思いました.
お話は,Wiki でも紹介されているのであえて紹介しませんが,記憶喪失になった人の人が主人公です.
ちなみに,公開されたのは1942年.
学生の頃,古い映画を見るのが好きで,一年で100本近く見た年もありました..

悪い記憶はできれば忘れてしまいたいものが多い一方で,楽しかった記憶は,ずっと失いたくないもの.
映画館で古い映画を沢山見たのも,今となっては懐かしい想い出の一つです.


08:51:54 | dk | No comments |