Archive for September 2009

21 September

character と characteristic

半年位前から,朝起きて英語を少し勉強してから仕事を始める,ように心がけているのですが,実行できたと言えそうな日は,4割程度でしょうか.
打率なら十分ですが,普通のテストなら落第点です.

またまたトラッドジャパンで見つけた Note ですが,表記の違いに関する簡単な説明として,

「ある人・物・場所の特徴を説明する場合,characteristic は通常複数形で,the characteristic of ~ として用いる」

一方で,

「character は総合的な特徴・特性・気質などを意味するため,the character of ~ のように単数で扱うことが多い」

と紹介されていました.自分では気付いていませんでした.
例えば,

Using many honorifics is one of the characteristics of Japanese.
(敬語を沢山用いるのは日本語の特徴の一つです)

のようになるとのこと(余談ですが,hororific の h は発音しません).

ちなみに,いつも迷うのが,character と personality の違い.
どうも,迷うのは日本人だけではなく,ネイティブの人でも混同している人はいるようです.
検索すると,以下のようなサイトが見つかります.

Personality vs. Character

character は,客観的・恒久的で,良い・悪いの区別をつけることが可能な特徴を表現する一方で,personality は,主観的で,時間と共に変わることもあり,一般的に良い・悪いの区別をつけられない特徴を対象に用いられている,といったことが説明されています.
character を説明できる単語としては,

honesty, trust, respect, responsibility, leadership, loyalty and courage 等

がある一方で,personality を説明できる単語としては,

your sense of humor (or lack of), whether you’re outgoing or shy, friendly or stoic, your interests, passions

等が上げられています.
人の性格は,その人の努力や人生の中で変わりうるものなので,日本語でその人の「キャラ」を示す場合,character を説明する単語と personality を説明する単語の両方があり得る,ということになるでしょう.
しかし,ある人の character 或は personality を英語で説明せよ,と言われると,この区別がなかなか出来ません.

やはり,順番としてはまず定義を覚えておいて,その定義に当てはまる単語を思い浮かべることでしょうか.
これも,practice しながら覚えるしかなさそうですね... ^^)


11:28:38 | dk | No comments |

12 September

反対の意味を表す英単語

日本語と英語では,反対の意味を表す語彙が相当違っていて,いつも覚えるのに苦労します.

日本語だと,
肯定<->否定 や 往路<->復路 のように,一つの漢字が逆の意味を表すパターン,
善<->悪 や 上 <-> 下 のように,それぞれ逆の意味を表す全く違った漢字を用いるパターン,
安心 <-> 不安 のように,同じ漢字を含むけれど,順番がひっくりかえるパターン,
完全 <-> 不完全 のように補完する漢字を付け加えて意味をひっくりかえすパターン,
等,色々あります(青い <-> 青くない,のように,〜でない,という言い方は別として).

一方,英語の場合も,left <-> right のように,完全に対比する違う場合もあれば,
even <-> uneven(平らな,偶数の,に対する 平らでない,奇数の)
perfect <-> imperfect(完全,に対する 不完全)
advantage <-> disadvantage(有利 に対する 不利)
merit <-> demerit(長所 に対する 短所)
のように,un,im,dis,de 等を付加して意味をひっくり返すものもあります.
しかし,どの言葉に何をどうくっつけると反対語になるか,というのは,実際のところ,使って覚えるしかなさそうです.


随分と昔,刑事コロンボを TV で放映していた際,IQ の高い犯人がコロンボに対して降参し,コロンボを試すために難易度の高い問題を出すシーンがあったのを覚えています.
その問題は,
「次の4つの単語のうち,一つだけ共通点を持たない単語はどれか?」
というもので.それぞれの単語の意味は全く関連がありません.
そして,ある単語だけ,反対語の作り方が違う点をコロンボが指摘して,犯人がコロンボに感心して終わる,という内容でした.
問題の単語までは覚えていませんが,英語圏での IQ テストに,そういう問題があるんだぁ,と思って何故か妙に印象に残っています.

英語では,よく,
Practice makes perfect.
と言われるように,継続は力なり,習うより慣れよ,もしくは,実践あるのみ,といった意味で,何度も繰り返し練習することこそが大切とされています.
世の中がどんなに便利になっても,人が何かを会得する基本は,変わらないですね...


09:50:06 | dk | No comments |