羽生さん，竜王戦を連勝

七番勝負第二局が昨日今日と洞爺湖温泉で開かれ，羽生さんが連勝しました．
形勢判断が難しい局面もあったようですが，羽生さんが中盤の優勢を保ったように思われます．

私の気のせいかも知れませんが，タイトル戦は，後手番から仕掛けるケースが多いように思われます．今回も，渡辺竜王から仕掛けたものの，攻めがあと少し届かず，羽生さんがうまくまとめた感じです．先手の羽生さんの側から見ると，いわゆる羽生さんの陣地に残った攻め駒はほとんど動いていません．

将棋は，攻め駒を使って攻めるのは勿論ですが，相手の攻撃をかわしつつ，カウンターのように攻撃することで勝負がつくこともあります．序盤の段階では，どういう展開が待っているか，誰にも予想できません．

対局者二人が作り上げる「傑作」は，まだまだ続きます...

Walk The Line : ウォーク・ザ・ライン

先日，ネットから注文した DVD が届きました♪
古い時代のお話を映画にした "Walk The Line" を見たのは，2年半前にオランダに行った際に，飛行機の中で見た映画の一本だったような気がします．Mannfred Mann に続き，忘れないうちにと思って買ってしまいました．

この映画は，wiki でも紹介されていますが，1950年代のスター：ジョニー・キャッシュと，その妻となったジューン・カーターの二人の生涯が元になった実話を映画化したものとして知られています．

ジョニー・キャッシュを演じたホアキン・フェニックスと，ジューン・カーターを演じたリース・ウィザースプーンは，映画の中で，すべて自分達で歌っていて，リース・ウィザースプーンはアカデミー主演女優賞を受賞しました．二人の歌は，観ていて，そして聞いていて「本物のスター」を思わせます．

歌がイイのは勿論ですが，特にキャッシュが刑務所で演奏する様子は，泣きたくなるほどです．なぜ刑務所か，これは，観てのお楽しみということにしておきたいのですが，色々な方が blog でも紹介されているのを読んでも，同じように感動している人の多いことが伝わってきます．

今週は仕事で忙しく，のんびり観ている暇がないのですが，英語のヒアリング兼ねがね，週末のささやかな楽しみに♪，と思っています...

The Little Street （ヨハネス・フェルメールの小路）

今日，上野の東京都美術館を訪れ，フェルメール展を見てきたのですが，つい先ほど，たまたま気付いて「美の巨人たち」を途中から見ることに．
美術館で見た絵がその日の TV で放映されている！，っていう偶然は，そうあるものではないでしょう♪

番組表で，「懐かしきフェルメール“小路”現実か幻か風景画の謎」という説明を22時過ぎにたまたま見つけたのですが，番組では，「小路」を調べている人達によると，現実にあった景色をやや修正してより理想的な風景にしているらしい，という話を紹介していました．

一枚の絵の中に秘密や思想を隠すなんて，昔の画家は，単なる画家以上の才能があったのだと思いますが，科学的にも興味ある考察が色々とされているようです．

そんな，難しいことを理解しなくても，どことなく人を引きつける力がある絵，そういう絵を描ける人が，本当の画家なのではないでしょうか...


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Manfred Mann の古い曲に

古い話ですが，2006年のトリノオリンピック「フィギュアスケート」では，井上怜奈＆ジョン・ボールドウィン選手の二人がエキシビションに登場しました．出場を見送った上位の組がいたそうですが，二人が披露してくれたスケートとその BGM は，すっかり気に入ってしまいました．

早いもので，あれから2年半も経ってますが，その時の曲：Do Wah Diddy Diddy（マンフレッド・マン）が入った CD を注文し，先日，ようやく手に入れました．
amazon.com でも買えたのですが，オリジナルの曲が入った CD を探したいと思って，HMV の店頭で聞いてみた上で，ベストアルバムの Best Of The Emi Years にしました（ただし，輸入版ではなく，国内版）．

1枚に29曲も収録されていますが，曲の長さは，2分を切るものが2曲，3分以上の曲が4曲で，それ以外は全て2分台．ちなみに，一青窈の BESTYO では，一番短いもので3分半，4分を超える曲が多く，4曲は5分を超えています．マドンナのアルバムも同様に長い曲が多いのですが，現代のバラードのようなタイプと比較し，「古き良き」時代は，踊れるようなノリの良い曲が多かったからでしょうか．

今回買った CD の中では，このDo Wah Diddy Diddy だけ雰囲気がかなり違って感じますが，その他の曲は，Beatles の古い曲と似た雰囲気を持っていて，それはそれで，「味」があります．
音楽ばかり聞いていると仕事になりませんが，ついつい「休憩」時間が増えている今日この頃です...

脳活用法スペシャル，参考になりました♪

プロフェッショナル - 仕事の流儀，とうとう100回を数え，今日はそのスペシャル版でした．100回のうち，見られなかった回もありますが，数多くのプロに共通していることを整理して解説してくれる，ということで，とても興味深く拝見しました．

アイディアが出ない，やる気が出ない，プレッシャーに勝てない，モチベーションを維持出来ない，...そういう状況は，これまでに何度も経験し，ある程度自分で克服できたこともないわけではないけれど，多くの場合，克服出来たとは言えませんでした．

番組では，茂木さんが色々と解説してくれましたが，最も興味深かったのは「笑った顔を作る」ということ．笑うことが大事，ということは頭では理解していましたが，そういう顔を作ることが脳に刺激を与えると考えられている，ということは大きな発見でした．

小さな成功を積み重ねつつ，笑顔を作れる瞬間を少しでも長くできるよう，気長に努力してみようと思います...（笑）