Archive for May 2008

31 May

Lesson 14 : 肉食 vs 草食

ベジタリアン( vegetarian )に相当する日本人には,滅多に会いませんが,世界では,宗教的な理由から,肉を口にしない方が沢山いらっしゃいます.でも,基本的には,食べて生きて行ける体質には違いないでしょう.肉でも野菜でも食べられる人は,雑食( omnivore )に分類されます.

一方,人を除いた動物の場合は,ほとんどが肉食( carnivore )か草食( herbivore )に分類されるでしょう.-vore は,eater という意味に相当するですが,carni と聞いて思い出すのは,carnival(カーニバル:謝肉祭).
なるほど,カーニバルの意味を思い出せれば,肉食という単語も覚え易いです.herbi についても,言うまでもなく,herb tea 等を思い出せば簡単.

omni- は,全-,とか,総-,のような意味に相当する接頭語としてしばしば使われます.ちなみに,オムニバス( ominibus:乗り合い自動車 )を少し調べてみると,語源は同じスペルのラテン語(発音はオムニブス)のようです.wikipedia によれば,バス( bus )の語源は,この omnibus にあるそうな.

言葉自体に興味を持つ人は,こうして色々な単語を調べるのでしょうか...?


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28 May

野村監督の次なるぼやき

ぼやきの名将,野村監督.
楽天の監督になる以前は,それほど特別な存在に感じていなかったのですが,ぼやきを聞くにつれ,素晴しい人だと思うようになりました!

僕は,貧乏な広島カープのファンであると同時に,アンチ巨人.巨人の選手一人一人が嫌いなわけではないけれど,巨人は好きになれません.
さて,パリーグは,というと,特別好き嫌いはありませんが,楽天が誕生して以来,カープの次に応援しています.基本的に,人を育てる大切さが感じられる球団に魅力を感じます.

野村監督は,何冊本を出しているのか知らないけれど,数多くの本を執筆している,珍しい監督の一人でしょう.そのうち,本も一冊買ってみようと思っていますが,試合の後で紹介されるコメントならぬぼやきは,試合に勝とうと負けようと,インタビューの記者達を引きつけます.

普通の人が言うと,ぼやきというより愚痴に聞こえるような内容も,紙一重で単なる愚痴に聞こえないような響きを持つ野村監督のぼやきに,これからも目が,耳が,離せません...!?


01:29:51 | dk | No comments |

26 May

Lesson 13 : controversial

controversy(名詞:最初の o にアクセント)は,議論.その形容詞が controversial ( e の上にアクセント)で,結論を下すことが難しいような問題にしばしば出て来る単語です.例えば,

Embryonic stem cells are controversial to use ...

「ES細胞は,その使用については議論の余地がある」のような意味になります.
クローン人間やDNAの操作は,いわゆる神の領域に人が操作を加えるような意味合いから,議論が収まることはない問題の一つでしょう.

controversial に近い意味として,disputable や debatable といった単語もあるようです.なお,議論が好きな,という意味の場合は,argumentative という単語が見つかります.関連記事を探してみると,以下のようなタイトルも見つかります.

Dealing with Difficult, Argumentative People and Yourself

少し読んでみましたが,何処の国でも,事情はあまり変わらないみたいです...


07:50:34 | dk | No comments |

25 May

北鎌倉

昨夜から今朝にかけて,雨らしい雨がふりました.
でも,お昼頃には雨も上がったので,前から行ってみたいと思っていた北鎌倉へ足を延ばしてきました.

予想通りアジサイは,いよいよこれから,というところでしたが,雨上がりのアジサイの葉っぱに水滴が残っているのを見ると,そろそろだなぁ〜,と思って少し嬉しくなります.

ちなみに今日訪れたのは,明月院(めいげついん)というところで,こじんまりとした山間にありました.到着したのは午後3時前で,あと1時間ほどで閉まってしまう,という時間だったにもかかわらず,訪れる人は少しずつ増えていたような.

鎌倉の小町通りのような賑やかさはないものの,何処か,京都にも似た落ち着いた雰囲気は,とっても気に入りました.
雨上がりのアジサイが一番好きですが,来月,チャンスがあれば是非また訪れたい,と思っています...


23:49:27 | dk | No comments |

24 May

Lesson 12 : nature vs nurture

双子は,性格も似ているし,別々に育てられた後で出会っても何か特別な感情をお互いに感じ取れる,といった話を聞くことがあります.遺伝子(gene)が同じだと,環境に左右されない何かが同じように育つことを予感させます.でも,学力や性格は,どれほど左右されるのでしょう...?

nature には,自然,といった意味があるのは勿論ですが,nurture と並んでいる時には,生まれつき(born with),或は,先天的な因子,を意味します.対するnurture は,養育,という意味の他に,後天的な因子,という意味もあり,対比して使われるようです.

高校生の頃,「蛙の子は蛙」という言葉に異論を唱える美術(担任)の先生がいました.確かに,蛙の子が人になることはないけれど,例えば,親が泥棒だったからといって子供が泥棒になると,誰か決めつけていいものか!,というのが,当時の先生の主張でした,残念な事に,その先生は重い病気にかかったらしく,優れた絵を沢山残して数年前に他界されましたが,その先生に関する記憶の一つとして,今でも良く覚えています.

nature に依存する部分も少なからずあるでしょうが,nurture で頑張れる部分を少しでも見つけて行きたいですね.


17:10:16 | dk | No comments |