再び，鎌倉にて

アメリカから来日したインド人夫婦を連れて，鎌倉をぶらぶらして来ました．彼等は，明日はアメリカに帰国する為，今日が最後の観光．天気は申し分なく，日差しは眩しいくらいでしたが，寒かったです...！

鎌倉駅で待ち合わせ，まずは，江ノ電で長谷に向かいました．電車の中で，「手前の駅で stature が...」と話していたので，「北鎌倉に大きな像って，あったっけ...?」と思っていたら，近くに居たお年寄りの方が，流暢な英語で助け舟を出してくれて，大船観音の事を指しているらしい事が判明．ん〜，ますます侮れない江ノ電！

日本のお寺や神社について，少しでも英語で説明出来るようにしておこうと，少しは web や本で調べたりしたものの，使える英語はやっぱり限られていて，なかなか口をついて出て来ません．ただ，日本のお寺でする動作は，インドでの習慣と良く似ているそうで，少し説明するだけで理解してくれることもあり，インドの事を勉強しておくべきだった事に気付かされたり．
Lucky Charm についても，ある程度共通点があるらしく，長谷寺で2つ，買い求めてました．一つは，サンスクリット語のもの，もう一つは日本語のもの．慎重に選ぶ姿は，ちょっと興味深いものがありました．

その後，大仏（高徳院）に向かったのですが，ここでは，目敏くブレスレッドを見つけます．しかも，「印度」産のものを．お店の人に尋ねたところ，確かにその通りで，これには感心しました．なお，ブレスレッドは向こうでも手に入る所為か，これでは尋ねただけで購入はせず，大仏の小さな置物を買い求めてました．

外が寒かった所為もあり，「トイレに行きたくなって来たし，何処かでレストランを見つけてお昼に...」と思って二人にそれとなく「お腹空いた?」と聞いてみるものの，まだ気にしていない様子なので，ひとまず鎌倉に戻ることに．
駅の近くで，ビーフやポークの無いものが食べられそうな和食レストランを探したものの，「あまりチャレンジしたくない」という趣旨の意見で，カレー屋さんを探すことにしました．ベジタリアンを案内していていつも困るのが，彼等が好んで食べてくれる食事です．今回も，やっぱり簡単には行きませんでした．
でもまあ，地図で近くにあるカレー屋さんを探し，なんとかチキンカレーにありつけて，ほっと一息．トイレも済ませて，鶴岡八幡宮の参道に向かいました．

彼等がどんなお土産に興味を示すのか，なかなか分からず，周りを見渡しながら境内へと向かいます．前回来た時よりは人の数が減っているとはいえ，相変わらず大勢の観光客で賑わっていました．二人は，公園とかにはあまり興味を示さないようで，人混みの途中で時々写真を撮ったりする程度．初めて来た日本人観光客がはしゃいでいるのに比べると，以前来たことがあるような落ち着きぶりです．

今日は，犬を連れた人を多く見掛けましたが，石段を登る手前で僕の興味を引いたのは，乳母車のようなキャリアの犬でした．



色々なお店の前を通っても，あまり興味を示さない奥さんが，決まって笑顔を見せるのは犬を見掛けた時です．ペットは好きだそうで，連れている犬を見つけるのは，いつも一番早かったでしょう．それにしても，赤ん坊の代わりに放り込まれた犬は，意外と幸せなのか，結構大人しくしていました．時代は変わったなぁ〜，と思います，ホント．

お土産に関しては，最後にマグカップを2つゲットした程度で，漢字入りTシャツには目もくれません．やはり，アメリカから来た観光客，ではなく，インド出身の観光客，なので，選ぶ基準もお金の使い方も，当初の予想と色々な点で異なっていました．

今後，海外から来た人を何処かに案内する時には，何処から来たか，ではなく，何処の国の出身か，をより大切に考えて上げることが重要だと再認識した一日でした，私にとっては．
良いガイドになるには，まだまだ修行が足りませんが，また機会があれば，今回よりも一歩進んだ案内が出来そうな気がします...

素戔嗚尊（すさのおのみこと）

この小説は，なんと35節もあります! 読んでいる途中「やけに詳しく描写している?」という部分もあれば，「なんか，手抜き?」という部分もある，ちょっと変わった小説です．主人公は，力持ちには違いないんですが，正確の良い部分とそうでない部分を持ち合わせていて，でも，どこか実際にいそうな人物像を思わせるような，そんな印象を持たせます．

主人公が美男子ではない点は，残念な事に自分にも共通するので，なんとなく「確かに!」とか「ん〜，分かる!」とか，色々と共感させる点もあります．芥川自身は，自分を表現しようとしているわけではないにしても，何処か，ウブな自分を重ねているようにも読めますね．

読んでいる途中，「美女と野獣の日本語版?」かと思ったりもしましたが，35節を読み終えて，「え〜，これでお終い !?」という終わり方で，納得行かない気がして次のタイトルを見ると，「老いたる素戔嗚尊」と続いているではありませんか！

芥川は，現実にありそうな話も描く一方で，小説の中で子供のように遊ぶ一面もあるなぁ，などと今更のように感じながら，彼がどんな心境でこの小説を書いたのか，知りたくなる，今日この頃です...

超新星爆発を終えた NOVA の行方は...

今日，G.Comが引き継いだ new NOVA を訪れ，新しく契約をしてきました．色々と手続きに時間が掛かり，今回で三度目の訪問でしたが，ようやく手続きが完了し，幾つか予約を入れてきました

NOVAは，天文に関係する意味としては，超新星，という意味があります．超新星には「新」という字が入っていますが，実際には星が末期に大爆発を起こし，その時に非常に明るく光る場合を指していますので，いかにも，旧NOVAを象徴しているようです．
残骸となった星も，完全に消えてしまうわけではなく，中心部にコアになる部分が残る場合もあり，中性子星やブラックホールになります．new NOVA が，これからどういう道を歩むかは，今後少しずつ明らかになって行くでしょう．

英会話と無縁の人から見ると，NOVA に通う人達の気持ちは，なかなか理解して貰えないようですが，システムは悪くないと思っています．ただし，新しいシステムは，生徒の最大数が５人と，以前よりも更に増えており，現状の狭い部屋では，椅子を並べることすら無理な状況．出来る事なら，以前と同様に４人，出来れば，その前の３人にして欲しいところです．

いずれにしても，G.Com にデポジットのような形で引き継がれた旧NOVA に対する投資を取り戻すには，追加の費用を払ってレッスンをとる他にないので，以前通っていた場所か，今回通うスクールよりも近い場所に開校するまでの間，今回契約したスクールで英会話を続けることにしました．
使わないと忘れる英会話．いつか，母国である日本語のように，考えなくても口をついて出るようになる日が来るように，今後も努力したいと思っています...

US から来日したインド人

昨日，アメリカから仕事上の仲間が来日しました．彼は，来週，僕の同僚と一緒にお客さんの所に行き，仕事をすることになっているのですが，奥さんが観光を兼ねて一緒に来ており，今日，夕ご飯を共にして来ました．

仕事でアメリカから来る連中は，アメリカ人もいますが，職種の関係で，ロシア人やインド人，中国人が多いんですね．今回は，アメリカでも聞きそうな名前だったので，てっきりアメリカ人だと思ったら，インド出身の人．彼らは，数学が大の得意です．

インドでは，結婚相手は親が決めるのが慣わしなので，奥さんもインド人．でも，二人とも謙虚で，僕が色々料理を勧めても，何が好きなのかなかなか分かりません．本日オーダーしたを参考までに紹介すると...

エビス中ジョッキ x 2
コーラ（奥さんは，アルコールがダメでした！）
チキンの唐揚げ
石焼ジンギスカン
白子フライ
まぐろステーキ

インドでは，ラム肉はなかなか手に入らないそうで，旦那さんのリクエストでジンギスカンを注文しましたが，残りは，僕が適当に見繕ってみました．どれも，少しずつ残っていて，あんまり口に合わなかった? かなぁ，と思って最後に聞いてみたら，一番良かったのは，白子フライだった，との事．
まぐろが世界中で人気上昇中の中，人の好みは，聞いてみないと分からないですね．

来週末，何処に宿泊するかも決めてない，という二人ですが，チャンスがあれば鎌倉に連れて行こうと思っている旨，伝えておきました．果たして，二人が出す結論は...!?

人生，苦有れば楽有り?

暫く間が空いてしまいました．
ここの所，暫く落ち込んでましたが，「覆水盆に返らず」の通り，起こってしまった事を幾ら考えても，過去を変えることは出来ないので，少しずつ前を見るようにしています．

しかし，ただ過去を切り離すだけでなく，何かを学習しないと再び同じような苦い経験をする可能性も，と思うと，普段の日常をどう変えて行けば良いのか，色々考える時間が多くなってしまったのは事実．


この数ヶ月，恐らく，nova が潰れた頃から，色々と悲しい事や寂しい事が続いていたけど，叔母の手術が成功した，という知らせを確認出来て，悪い事ばかりでもない，と思うこともできそうです．

小さい幸せを見いだす能力をもっと身につけて，周りを不必要に暗くすることの無いようにしないと．
飲み会の連絡をサボっていたので，明日から出直します♪